『中国でとことん日本を考える 広東省佛山・千灯湖青年演劇祭見聞録』
¥1,760
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「オフショアの小さい本」シリーズ第一弾として、山本佳奈子による中国広東省佛山市での演劇祭見聞録を発行します。中国滞在4日間のうちに見たことや聞いたこと、それらをきっかけに考えたことを、縦横無尽に綴りました。
中国で、新進気鋭の演劇祭に参加して、何をやっていたかというと、結局のところ、「日本についてとことん考える」、ということだったように思います。
日中関係が冷えきった2026年の春―。国際ニュースを横目で見ながら、約一ヶ月で執筆した紀行エッセイ。
*2026年6月10日頃より順次発送いたします。
“政治とアートは別で、国家と個人も別だとはいえ、そのような筋の通らないことをやってきた国のアートを、積極的に招聘しようとしてくれたりする。これをいったいどう受け止めたらいいのだろう。”(本文より)
“私が考えるように中国語が対話の言語なのだとすれば、やはり話劇を体験してみたい。言語や対話はその国の思想そのものといえるだろうし、ならば話劇を観ることは、中国の思想に直接触れることにもなるはずだ。”(本文より)
【オフショアの小さい本について】
2022年8月に創刊した文芸雑誌『オフショア』。「やすい」や「おいしい」ではない、一歩踏み込んだアジアをテーマとしてきました。そんなオフショアがつくる「小さい本」は、小さな個人が低い視点で少しずつアジアを考えるためのシリーズです。
【書誌情報】
『中国でとことん日本を考える 広東省佛山・千灯湖青年演劇祭見聞録』
著者 山本佳奈子
文庫判・並製本・160ページ・モノクロ
発行 2026年6月7日 (旧暦四月二十二日)
定価 1600円(税別)
【もくじ】
・もくじ一覧
話をはじめるその前に
一日目(フェスティバル前夜)
二日目(フェスティバル初日)
三日目(フェスティバル二日目)
四日目(帰国の日)
・見出し一覧
あの数年間/蛙と海亀/じっとしているあなたがうらやましい/首相発言以降/交流は断たれたのか/話のはじまり/烏鎮演劇祭での後悔を/にしむら珈琲の写真に五体投地/上演はなくなったものの/香港経由、陸路で佛山へ/どの本を持っていくか/「仕事」がある/一三六八円の軽食/義工と警察官/並ぶ文明への疑問/中国の色調/微信で全てが済む/スタッフのノリ/蛙の種類/富貴到永久/どんな手を使っても稼げ/夏南ラボがある文創区/川と榕樹とウサギのカゴ/築百年以上の廟/篠田さんと会う/夏南ラボで飲むIPA/李霄雲の展覧会、ポストモダンの解釈/『戯曲・ディナー』の買い出しへ/中国での経理は経理ではない/市場を歩く篠田さん/魚屋にて/紙銭を買うまなざし/お化け屋敷と政治のノイズ/即興詩の文化/想起した「戯劇新生活」/アイスブレイクなんていらない/西紅柿炒鶏蛋は泡泡させる/キャッチボールの言語/孟京輝はインディペンデントか/デジタルでオートマチック/ピンク、粉紅色/老虎上樹、地球制衣、レコード、グラフィティ/韓国人か?/シリアスと認真/話劇を観るか、パフォーマンス劇を観るか/『一只猿的報告』と『夏南居室系列』を観る/中国の天狗/公共トイレ、チケット代/香港緑葉劇団『爸爸』をどう観るか/ハイコンテクストやめましょう/力不足に恐縮する/食品安全四字歌、あの豆漿/国内の演劇批評
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